独白

気がつくと私の部屋には物が溢れ返るようになってもうすっかり普通の部屋に成り下がってしまったよ。必要最低限のものだけを傍においていつでも全てを捨てていけるようにしておこうと、私はそう決意していたような気がする。一年でまた捨てられないものが増えた。私はまた身動きが取れなくなった。そうじゃないのに、なりたい私は決して今の私ではないのに。
何一つ大切なものを抱えていたくない。そのほうが身軽で綺麗な生き方が出来る気がする。余計なものは排除したい。私は好な人やものが多すぎるけれど(byしいなりんご)、私が好きな人達に私を好きになって欲しくない。人から向けられる好意ほど怖いものは無い。
それなりに年は取ったのに焦りばかりが募って/何一つ入ってない鞄を大事に抱えて/好きだったあの街でさえあっさり手放して/そして何も片付かない間にまた朝が来る