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昔のメッセンジャーを紐解く

古いUSBの中身を整理していたところ、大学生の頃に友人としたメッセのログが出てきた。それが超面白かったので残しておく。
とある合コン後の話で、誰が誰を口説いただとか、あいつとあの子がチューしたらしいよとか、それらを友人Sと共有してキャッキャ言い合う内容であった。私は当時この合コンの主催者と危うい関係になっており、その主催者の男、仮に山崎とします(仮じゃないけどな!)が、その合コンに参加した女の子に手を出したとか出さないとか、でもそれを私が山崎に指摘したら「は?してねーし」という逆切れをされたり、女の子紹介してよ〜彼女欲しいよ〜と毎日のように言ってきたり、かと思うと私と会いたいと言ってきたり、とにかく行動に一貫性が無くすんげー面倒くさい奴であった。
だが、山崎はイケメンだった。それはもうイケメンであった。というか私の好みの顔であった。そして性格が軽く、女慣れしていたため、一緒にいてとても楽であったことも事実であった。

話は戻るが、山崎は私も参加した合コンに来ていた女の子に手を出したらしい、という噂をキャッチした。その女の子が、自分で言いふらしたらしかった。それを聞いた私は、何とも言えないモヤモヤした感情を、上記のメッセで友人Sにぶちまけていた。友人Sの案としては、「お前はなんだかんだ言って山崎が好きなんだろう。だからモヤモヤしているのだ。いっそ山崎に気のあるそぶりをして、振り向かせてみたらどう?嫌ならこっちからこっぴどく振ればいい。」という内容であった。
私は、その案に乗れなかった。他の女に手を出しているやつに、なんで好きっぽい態度とらなきゃならんのよ!というプライドがあった。山崎に、こいつ俺の事好きなんだーって思われるのがむかつく!とメッセで叫んでいた。
もうそれを読んで、当時の私バカ!!本当にバカ!!!とモニタの前思わず机に突っ伏してしまった。私はたぶん、好きになった方が負けという恋愛のゲームに囚われすぎている。それは今も変わらないけれど、もうすこし頭使ってゲームを進められるはず。負けたフリが、今なら出来る。当時は、フリでさえも出来なかったんだな。若いからかな。相手が山崎で、本当に好きだったわけではなかったからかな。
何にせよ、この件に関しては、私はゲームをはじめることすら出来ずに終わってしまった。
もう、ここ7年くらい思い出しもしなかったけれど、さようなら山崎。イケメンだったことは記号のように覚えているけれど、本当はもう顔も忘れてしまった。そういえば私と山崎が知り合ったきっかけは、私がバイトしてたスナックに、上司に連れられてきたことであった…。きっかけの低俗さがひどい。

ちなみに山崎は最終的に友人Sにも手を出し、私たちは仲良く姉妹になるのであるがそれはまた別の話である。