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冬将軍がやってくる

厚手のコートはもう着るべきなのか、でも今着てしまったら来たるべき1月2月に着るものが無くなってしまうのではないか、などということに頭を悩ませる程度には平和な毎日を送っている。
日々の仕事で忙殺されている私は、もう地に足がついていないのに必死に両足を動かして空を切るというか、そんな感覚でこの1年を過ごしてきた。昨年の4月から重いミッションが発生し、時間と心が削られ、体調を崩し生理が止まった。それは今も、多少の慣れと惰性が発生してきているものの、未だに私をじわじわと殺しに来る。「締切時間が過ぎているのに原稿作っていない…!!!」というとっても恐ろしい夢をみて、疲れ切った体でまた会社に向かう。最近は、こんなことができるのも今のうちだけだし、と自分をだますことを覚え、どうにか生きながらえているのです。

寒いと、死について考える。暑くて死にそうと口に出すことはあっても、それはどこか朗らかで楽しそうな表情が伴う。でも、寒くて死にそう、と口に出すときは、世界に自分しかいないようなものすごい孤独感をかんじながら、急に自分の周りが無音になり、消えて無くなりそうな気さえもする。寒さはわたしの生命を削る。はやく春になり夏が来てほしい。そうしなければ私はたぶん死にます。死んでしまうのです。